予防処置について
北欧式の予防システムを
モデルにしています
元々、親知らずを除いた永久歯は28本あります。歳を重ねるとともにいろんな原因で歯を失います。
スウェーデンでは、80歳で残る歯の数は20本、日本はそれより約11本少ない9本です。20本だと普通はそう食べること、見た目、発音に不自由はしませんが、9本ではそれが叶いにくいので、インプラントを埋入するか、取り外し式の入れ歯を入れて、不自由ながらも、どうにか使いこなす必要があります。
なぜスウェーデンは、歯を残せるのか
19歳までにかかりつけ歯科医院にて
予防プログラムが構築され、
メンテナンスされています
永久歯が生えそろい、それらが悪くならない若いうちにむし歯・歯周病・噛み合わせのリスクを軽減するシステムが、スウェーデンにはあります。
スウェーデンでは、19歳以下は矯正治療を含めて、すべての歯科医療を無料で受けることができます。治療はもちろんのこと、むし歯・歯周病・噛み合わせのリスクを検査し、かかりつけ歯科医院で悪くならないように管理する予防プログラムを定期的に受けることができます。
この先手必勝のシステムが功を奏して、むし歯や歯周病になりにくく、歳をとっても、歯が残ることにつながっています。
日本では、無料で治療や予防プログラムを受けることは叶いませんが、先手必勝のシステムをお伝えすることで、生涯歯科治療費や医療費の低減だけでなく、歯の残存数や全身の健康に貢献して行きたいと考えております。
このような症状は
ご相談ください
このような症状・
お悩みはありませんか?
TROUBLE
- むし歯・歯周病を予防したい
- 口の中がねばねばする
- 歯の汚れ(着色)を除去したい
- 歯石を除去したい
- 口臭が気になる
- 全体を診て欲しい
- 定期メンテナンス(クリーニング)
など
当院の予防プログラム
カウンセリング・検査など、
環境の定着を目指す
プログラムの提供
DAY1
- 問診
- パノラマ、デンタル
- 主訴確認、口腔内診査(マイクロ動画)
- 口腔内写真5枚、ダイアグノカム、歯周組織検査、位相差顕微鏡、歯科履歴、カリスクリーン、飲食習慣表(3日分)
DAY2
- 歯科医師からの説明(1日目に採取した資料データを元に、ご提案いたします)
- 担当歯科衛生士による歯周組織検査、スケーリング、歯みがき指導(どこがみがき残しやすいのかを知り、歯みがきのコツを教えます)
3ヶ月ごとの定期メンテナンス
- 3ヶ月に1回の定期健診+フッ素化合物塗布(20,000ppm)
- 3ヶ月に2回のPMTC(バイオフィルムの除去)
- 3ヶ月に1回クロルヘキシジン(プラークアウト)、フッ素化合物塗布(20,000ppm)、3DS
ご自宅での取り組み
- 1日3回のフッ化物配合歯みがき粉(1,450ppm)
- 1日2回のクロルヘキシジン洗口(コンクール)、1W/1M
- 1日3回のフッ化物配合うがい薬(450ppm)
- 1日1回の次亜塩素酸水(ポイックウォーター)、うがい
- 1日4回の100%キシリトールガム(2T×4)
- 1日5回以内の糖摂取
- PCR値30%以下(音波ブラシ)
- 1日1回3DS、フッ化物配合歯みがき粉(1,450ppm)、1W/1M
予防方法
ブラッシング指導
患者さまお一人おひとりの歯の大きさや歯並びに合わせたブラッシング方法をアドバイスいたします。
気になることがありましたらお気軽にお尋ねください。
スケーリング
専用の器具を用いて歯垢と歯石の除去を行います。
歯垢を放置すると歯石になり、歯に強固に付着します。歯石は、歯みがきでは落とすことができません。また、歯石の表面は軽石のように小さな穴が無数に開いており、表面がざらざらしているため、歯垢がつきやすくなります。歯ブラシが届かない歯と歯の隙間や、歯と歯肉の間といった細かい部分まで徹底的に汚れを除去します。
PMTC
専用の器具を用いて歯に付着した歯垢と着色、プラークの元となるバイオフィルムの除去を行います。
痛みはなく、PMTC後は歯がツルツルになり、爽快感を得ることができます。
フッ素塗布
フッ素には、歯質の強化やむし歯菌の動きの抑制・抵抗力を高めるなど、様々な働きがあります。
定期的にフッ素を塗布することでむし歯に強い、丈夫な歯を作ります。
ケア用品・生活習慣のアドバイス
歯科医院でのケアや、毎日のブラッシングと合わせて歯間ブラシやフロスなどのケア用品を併用することで、より効果的なケアが可能です。
その他にも、生活習慣改善のアドバイスなども行っておりますので、お気軽にご相談ください。