こんにちは、昭和歯科の吉成です。 外はかなり寒くなってきましたね。昭和歯科の中は暖房でぬくぬくです。 さて皆さん、歯医者に行くと暗号とも思える単語が飛び交っていて、なにがなんだかわからず何となく治療されて終わる。そんな感じじゃないでしょうか。 当院では治療後に治療動画を見てもらい、このような事がないよう努めていますが、その他にもっと自身の歯について知ってもらおうと思いました。 だから今回は暗号が少しだけわかるようになる歯の基本的な知識についてです。
歯の数え方
まずはじめに皆さんの歯は何本あるのでしょうか。答えは28本です。親知らずを含めると32本になりますが、基本的には28本で機能しています。 この28本を上下左右の4ブロックで分けます。なので1ブロック7本になります。 このブロックをそのままですが右上、左上、左下、右下と呼びます。
次に歯の数え方です。真ん中の歯から1番と呼び、一番奥の歯を7番と呼びます。 なので右上の前から4番目の歯は右上4番です。 ちなみに親知らずは7番のもう1つおくにあるので、8番ですね。
乳歯では?
さて次は乳歯の本数は何本でしょう。お子さんがまだ小さい人はわかるんじゃないでしょうか。 乳歯は20本あります。これも大人同様に4ブロックに分けますが、数字では数えません。 乳歯は前からABCDEと数えます。永久歯と差別化するためです。
生え変わりの時期で、永久歯と乳歯があると数字と英字が入り交じるようになります。 小学校の時の歯科検診で「6、E、D、、、」とか聞き覚えがありますよね。
自分の歯
ここまで歯について話してきましたが、歯の数え方を知ってほしかった訳ではありません。 最初にお話しましたが数え方を知る事によって、ご自身の歯についても知ってもらいたいからです。 私も歯医者になるまで自分が何処を治療したかわからず、どんな治療を受けたかも曖昧でした。自分の歯への興味があまりなかったのです。
この写真は私の歯です。 この口腔内写真をスタッフに撮影してもらって初めてどこを治療したかはっきりしました。 右上7番と左下7番は大きな被せものが入っています。悪くなるとしたらこの2つから悪くなるなと予想できるので、気をつけて磨いています。
永久歯は生え変わらないため、一生使わないといけません。 ですが、以前の僕を含めて自分の歯について知らない人が多いと感じます。 自分では見えにくいですが、一生使うもの大切なものなのでもう少し目をむけてみてはどうですか。 昭和歯科では基本的に全員このような口腔内写真を撮影するので自分の歯をぜひ確認してください!