1本以上むし歯ができた人の
約7割は、2年以内に新しいむし歯が
できる傾向にあります
むし歯に一度なってしまうと、再発するリスクは高くなります。
ここで良く勘違いしてしまうのが、むし歯になりやすいのなら、「歯みがき」を正しくやっていればいいのではないか、と考えてしまうことです。確かに、歯みがきも大切な要素ですが、人それぞれむし歯リスクの要因には違いがあるため、ご自身のリスク要因を知ることが大切です。
当院では、むし歯の修復治療も丁寧に行っておりますが、再発させないためのお口の環境づくりや、予防に力を入れています。
動画で見るむし歯予防
むし歯や歯周病を未然に防ぐ習慣とは?
当院で行うMIむし歯治療
MIに徹底的にこだわった接着修復治療で、
歯の寿命の延長を狙います
MIむし歯治療の「MI」とは、Minimal Intervention(ミニマルインターベンション)の略で、直訳すると「最小の侵襲」です。
むし歯治療を行うには歯質の削合が避けられませんが、できるだけ少ない削合を心がけ、歯の寿命の延長を考えたコンセプトです。
当院には比較的若い患者さまが多く、むし歯治療が多いため、このMI むし歯治療を数多く行っています。特に初めてむし歯になった歯には大きなメリットがあり、その先長い歯の寿命を大きく左右すると考えます。
むし歯治療で大切な3つのこと
01
むし歯を
取り残さない
むし歯治療において、まず重要なことはむし歯菌に感染した歯質を除去することです。
むし歯菌を残したまま修復治療を行ってしまうと、二次う蝕や修復物の脱離を誘発し、再治療のリスクが高まります。
そこで当院では、う蝕検知液を使用しています。う蝕検知液を使えば、見た目で判断しにくい感染歯質を赤く染め出すことができます。
02
歯質をできるだけ
削らない
歯の寿命に大きく影響を与えるのが残存歯質量です。
天然歯は長い寿命を期待できますが、一度むし歯になってしまったら、どんなに上手に処置をしても天然歯より寿命は短くなってしまいます。
近年、歯に対しての価値観が高く、歯をできるだけ削りたくないと考える方が増えています。
03
歯髄(歯の神経)を
保存する
残存歯質量とともに歯の寿命に大きく影響を与えるのが歯の神経が生きていることです。
歯の神経が生きている限り、外傷や重度歯周病以外で短期間に歯を失うことは少なく、逆に言えば神経が生きていれば、歯は多くの場合、保存ができるということです。
いかに歯の神経を保存できるが重要で、歯の寿命の延長に大きく寄与します。