あなたに合ったインプラントはどれ?種類別の特徴と選び方を徹底解説!
こんにちは!筑肥線「九大学研都市駅」から徒歩6分、福岡市西区の昭和歯科・矯正歯科です。
インプラント治療は、失った歯を補い、自然な噛み心地や美しい笑顔を取り戻すための非常に効果的な方法です。しかし、インプラントにはさまざまな種類や特徴があり、それぞれの患者様に最適な治療法を選ぶ必要があります。この記事では、インプラントの構造や種類、治療法について詳しく解説し、患者様の疑問を解消するとともに、最適なインプラント選びをサポートします。ぜひ最後までお読みください。
▼インプラントの構造とは?
インプラント治療は、失った歯の代わりに人工の歯を埋め込み、元の機能を取り戻すことを目的としています。この治療は、3つの主要なパーツで構成されています。それぞれがどのように機能しているのかを理解することで、インプラント治療の全体像が見えてきます。
1. インプラント体(人工歯根)
インプラント体は、顎の骨に埋め込む部分で、歯の根の代わりとなるパーツです。この部分が顎の骨としっかり結合することで、噛む力を安定して支えることが可能になります。昭和歯科で使用しているインプラント体は、骨との結合が早く、長期間にわたって機能を発揮する高品質なものです。
2. アバットメント(支台)
アバットメントは、インプラント体と人工の歯(上部構造)をつなぐ支台です。インプラント体と上部構造をしっかり固定する役割があり、噛む力や日常的な動作に対して強固なサポートを提供します。
3. 上部構造物(人工歯)
上部構造物は、見た目や噛む機能を担当する部分です。昭和歯科では、審美性に優れた素材を使用し、自然な見た目と機能性を両立させています。これにより、食事や会話がスムーズになり、見た目も非常に自然な仕上がりを実現します。
▼インプラントの種類とは?
インプラントにはさまざまな種類があり、患者様の骨の状態や治療の目的によって最適なものが異なります。以下では、インプラントの種類やその特徴について詳しく解説します。
◎インプラントの仕様の違い
インプラントは、主に「ワンピースタイプ」と「ツーピースタイプ」に分類されます。それぞれのメリットとデメリットを理解することで、より適切な選択が可能です。
■【ワンピースタイプ】
ワンピースタイプのインプラントは、インプラント体とアバットメントが一体化しています。手術が比較的簡単で、治療期間も短くなることが多いのが特徴です。しかし、骨の状態が良好でない場合や、特定の症例では適用が難しいこともあります。
■【ツーピースタイプ】
ツーピースタイプは、インプラント体とアバットメントが別々になっているため、治療の柔軟性が高いのが特徴です。特に骨がしっかりしていないケースや、複雑な症例での使用に向いています。昭和歯科では、多くの症例でこのツーピースタイプを使用しており、成功率が高いことから信頼されています。
◎インプラントの表面処理加工の違い
インプラントの表面処理は、骨との結合力に大きな影響を与えます。以下に、代表的な表面処理方法を紹介します。
■【機械研磨】
表面が滑らかになるように機械的に研磨された方法で、骨との結合が安定して得られます。スタンダードな処理として多くのインプラントで使用されています。
■【酸エッチング】
酸で表面を粗くすることで、骨との接触面積を増やし、結合力を向上させます。骨との強固な結合を促進し、長期間の安定性を確保します。
■【サンドブラスト】
インプラント表面に砂を吹き付けて粗くする処理です。表面を荒くすることで、骨がしっかりと結合しやすくなる効果があります。昭和歯科では、高い結合力を持つこの処理法を取り入れています。
■【ハイドロキシアパタイト】
ハイドロキシアパタイトは、骨と同じ成分で表面をコーティングする方法です。これにより、骨との一体化が促進され、特に骨が薄い場合でもしっかりと固定できます。
インプラント治療には、いくつかの治療法があり、患者様の状態やライフスタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
◎1回法と2回法
■【1回法】
1回法は、手術を1回で完了させる治療法で、短期間での治療を希望される方に適しています。この方法は、顎の骨の状態が良好である場合に選択されます。
■【2回法】
2回法は、インプラント体を埋め込み、骨と結合するまでの時間を十分に確保した後、アバットメントと上部構造を装着する方法です。確実な結果を求める場合に最適で、多くの患者様に利用されています。
◎ 即時荷重法とは
即時荷重法は、インプラントを埋入後、すぐに人工歯を装着できる方法です。治療期間を大幅に短縮できるため、早く噛める状態に戻りたい方に適しています。しかし、顎の骨の状態によっては、適用が難しい場合もあります。
◎All-on-4(オールオンフォー)とは
All-on-4は、4本のインプラントで全ての歯を支える治療法です。顎の骨が少ない患者様でも対応可能で、特に全体的な歯の欠損に最適な方法です。比較的短期間で治療が完了する点も大きな魅力です。
▼インプラントの材質
インプラントの材質は、治療の成功率や耐久性に直接影響します。昭和歯科では、主に以下の2つの材質を使用しています。
チタンは、骨との結合性が非常に高く、耐久性も優れています。人体に優しい素材として、世界中で標準的に使用されている材質です。
◎ジルコニア製インプラント
ジルコニアは、見た目が美しく、金属アレルギーのリスクが低いため、審美性を重視する方に選ばれています。特に前歯など、見た目を重要視する部位に適しています。
▼インプラント治療の選び方のポイント
インプラント治療を成功させるためには、患者様に合った治療法と素材を選ぶことが重要です。ここでは、選び方のポイントを解説します。
1. 目的に合ったインプラントを選ぶ
インプラント治療は、欠損している歯の本数や位置、さらには患者様の噛み合わせの状態によって適した方法が異なります。担当医と相談し、自分に合ったインプラント治療を選びましょう。
2. 素材の違いを理解する
インプラントの素材は、チタン製とジルコニア製の2つが主流です。チタンは耐久性に優れ、ジルコニアは審美性が高いという特徴があります。それぞれの素材のメリットを理解し、ニーズに応じて選択することが大切です。
3. 治療法の違いを理解する
治療方法によって、手術の回数や治療期間が異なります。1回法、2回法、即時荷重法など、自分のライフスタイルや治療期間に合わせた方法を選ぶことで、治療の成功率が高まります。
▼まとめ
インプラント治療は、患者様一人ひとりの骨の状態や治療目的に合わせて最適な選択を行うことが重要です。この記事でご紹介したインプラントの種類や特徴を参考に、信頼できる歯科医と相談しながら、ご自身に合ったインプラント治療を選んでください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点やお悩みがございましたら、昭和歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。
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