インプラント治療の費用相場は？初期費用からメンテナンス費まで詳しく解説


こんにちは！筑肥線「九大学研都市駅」から徒歩6分、福岡市西区昭和歯科・矯正歯科です。

インプラント治療を検討している方の中には、「費用が高い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。実際、インプラント治療は他の歯科治療と比べて高額なことが多いですが、その費用には多くの要素が含まれています。本記事では、インプラント治療の初期費用からメンテナンス費用までを詳しく解説し、なぜ費用がかかるのか、その理由を分かりやすく説明していきます。インプラント治療を検討中のご家族は、ぜひ最後までお読みください！

▼インプラント治療にかかる費用の基本構造

インプラント治療の費用は大きく３つの段階に分かれます。それは、初期費用、インプラント手術にかかる治療費、そしてメンテナンス費です。それぞれの段階にかかる費用を細かく見ていくことで、インプラント治療全体のコストがどのように構成されているのかを理解しましょう。

◎初診・診断費用

インプラント治療を始める前には、歯科医による初診と診断が行われます。昭和歯科では、初診料や診断料は５，０００円から１万円程度かかります。診断の際には、口腔内の写真やレントゲン撮影なども行われ、歯や顎の状態を詳細に確認します。歯科医院によっては、初診やカウンセリングが無料のところもありますが、精密な診断を行う場合には別途費用がかかります。

◎精密検査・治療計画費用

インプラントを埋入するためには、精密な検査が欠かせません。昭和歯科では、CTスキャンや３Dシミュレーションを使い、インプラントの正確な位置を確認します。これにより、患者様の顎骨の状態を把握し、最適な治療計画を立てることが可能です。精密検査と治療計画の費用は、２万円から３万円程度です。

◎インプラント本体の費用

インプラント治療の中で最も大きな費用を占めるのが「インプラント本体（人工歯根）」です。昭和歯科では、チタン製のインプラントを主に使用しており、１本あたり２０万円から３０万円程度の費用がかかります。チタンは、人体との親和性が高く、長期間安定した機能を提供するため、多くの患者様に選ばれています。

◎アバットメント・上部構造の費用

インプラント体に取り付ける「アバットメント（支台）」と「上部構造（人工歯）」の費用も考慮する必要があります。昭和歯科では、アバットメントの価格は３万円から６万円程度、上部構造はセラミック製やジルコニア製などの選択肢があり、１０万円から１５万円ほどかかります。これにより、天然歯に近い外観と機能が得られます。

▼インプラントのメンテナンス費用について

インプラント治療が完了しても、それで終わりではありません。長期的にインプラントを健康に保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。このメンテナンスの費用も、インプラント治療にかかるトータルコストの一部として計算されるべきです。

◎定期メンテナンスの費用

定期的なメンテナンスでは、インプラント周囲のクリーニングや噛み合わせのチェックが行われます。昭和歯科では、メンテナンスの費用は１回あたり５，０００円から１万円程度です。定期的なメンテナンスを行うことで、インプラントの健康を維持し、寿命を延ばすことができます。

◎メンテナンスを怠ることのリスク

メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎や噛み合わせのズレが生じる可能性があります。これにより、インプラントの寿命が短くなり、再治療が必要になる場合もあります。インプラント治療は長期的なケアが必要なため、メンテナンスを怠らず定期的に受けることが大切です。

▼インプラント治療の費用相場

インプラント治療の費用は、地域や治療内容によって異なりますが、昭和歯科のケースでは、１本あたり総額で約３５万円から５０万円程度が目安となります。以下、具体的なケースごとの費用相場を見ていきましょう。

◎前歯のインプラント費用相場

審美性が求められる前歯のインプラント治療は、他の部位に比べて費用が高くなる傾向があります。材料や技術にこだわる必要があるため、１本あたり４０万円から５０万円程度が目安です。

◎奥歯のインプラント費用相場

奥歯は噛む力が強くかかるため、強度を重視したインプラントが必要です。前歯に比べて審美性よりも機能性が重要視されるため、１本あたり３５万円から４０万円程度の費用がかかります。

◎骨造成やサイナスリフトが必要な場合の費用

顎骨の量が不足している場合、インプラントを埋入する前に骨造成やサイナスリフトといった追加手術が必要になることがあります。これらの手術には、別途１０万円から２０万円ほどの費用がかかる場合があります。

▼インプラント治療費が高額な理由

インプラント治療が他の治療法に比べて高額な理由には、いくつかの要因があります。

◎インプラント本体の材質が高価なため

インプラントに使用される素材であるチタンやジルコニアは、骨との親和性が高く、長持ちする素材ですが、その分価格も高くなります。

◎最新の設備と高度な技術が必要

インプラント治療には、CTスキャンや３Dシミュレーションを用いた精密な治療計画が必要です。また、手術そのものも高度な技術を必要とするため、費用が高額になります。

◎歯科医院の衛生管理基準が高い

手術を行う際には、衛生管理が非常に重要です。昭和歯科では、感染リスクを最小限にするための滅菌設備や手術室の環境整備に多大なコストがかかっています。

▼インプラント治療費用を抑える方法

インプラント治療費を抑えるためのいくつかの方法を紹介します。

◎医療費控除を利用する

インプラント治療は医療費控除の対象となるため、年間１０万円以上の医療費がかかった場合、確定申告で医療費控除を申請することができます。

◎保険適用になるケース

特定の疾患によりインプラントが必要な場合、保険が適用されるケースがあります。ただし、これは非常に限られたケースに限られますので、担当医に確認することが重要です。

◎デンタルローンの利用

デンタルローンを利用することで、インプラント治療費を分割で支払うことが可能です。分割払いを選ぶことで、経済的負担を軽減できます。

▼まとめ


インプラント治療は、初期費用からメンテナンス費用まで、多くの要素が絡んでいます。治療が高額になる理由には、素材の質や技術の高さ、設備投資などが挙げられますが、長期的に見れば非常に価値のある投資です。また、医療費控除やデンタルローンを活用することで、経済的な負担を軽減することも可能です。費用の詳細や支払い方法をしっかりと理解した上で、最適な治療を選びましょう。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、昭和歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。