こんにちは!筑肥線「九大学研都市駅」から徒歩6分、福岡市西区の「インプラント」に強い歯医者さん、昭和歯科・矯正歯科です。
インプラント治療を検討している方の中には、どのくらいの時間がかかるのか、どのような治療ステップがあるのか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。インプラント治療は、歯を失った部分に再び歯を取り戻すための優れた治療法ですが、ステップごとに必要な時間が異なります。この記事では、インプラント治療の流れと、それぞれのステップにかかる時間について詳しく解説します。治療のスケジュールを知り、安心してインプラント治療に臨めるようにお手伝いしますので、ぜひ最後までご覧ください!
〇インプラント治療にかかる時間はどれくらい?治療ステップを徹底解説
インプラント治療は一度に終わるものではなく、複数のステップを踏んで進行します。各ステップにはそれぞれ特定の時間がかかり、治療全体には数か月から1年ほどの期間が必要です。それでは、具体的にインプラント治療がどのように進んでいくのか、ステップごとに解説します。
▼初診からインプラント治療プランの立案まで
最初のステップは、初診からインプラント治療のプランを立てる段階です。患者様が初めて歯科医院に訪れ、カウンセリングと診断が行われます。この段階で、患者様の希望やお悩みを丁寧にヒアリングし、適切な治療計画を立てていきます。
◎カウンセリングと治療計画の説明
カウンセリングでは、患者様の失った歯の状況や全体の口腔内環境を確認し、治療が可能かどうかを判断します。歯科医師は、インプラント治療のメリットやデメリット、費用、治療にかかる時間、手術の流れについて詳しく説明します。ここで、患者様が納得のいく治療方針を立てることが重要です。このプロセスには1時間ほどかかることが多く、治療計画が固まるまでに数日~1週間程度が必要となる場合があります。
◎検査と診断(1~2日)
治療計画が立てられた後、インプラント治療に向けて詳しい診断を行います。CTスキャンやX線検査を行い、顎骨の状態や神経、血管の位置を正確に把握します。これにより、インプラントを埋め込むための安全な場所を決定し、手術の成功率を高めます。検査自体は1時間以内に完了しますが、結果が出るまでには数日かかることがあります。診断が完了したら、インプラント埋入手術の日程が決定されます。
▼精密検査の重要性
インプラント手術を成功させるためには、術前の精密検査が不可欠です。検査によって、インプラントの埋入位置や角度を事前にシミュレーションし、リスクを最小限に抑えた治療を計画します。
◎CTスキャンによる3Dシミュレーション
CTスキャンを使って、患者様の顎骨や歯の状態を3Dで詳細に把握します。これにより、インプラントを正確に埋入するための最適な位置や深さを決定します。3Dシミュレーションを行うことで、手術の成功率が高まり、治療の精度が格段に向上します。昭和歯科では、最新の技術を用いたこのプロセスが標準的に行われています。検査とシミュレーションにかかる時間は1~2日程度です。
▼インプラントの埋め込み手術(一時・二次手術)
次に行われるのは、インプラント体(人工歯根)を顎骨に埋め込む手術です。手術は通常、局所麻酔下で行われ、一次手術と二次手術に分かれます。
◎一次手術(インプラントの埋入)
一次手術では、インプラントを顎骨に埋め込む手術が行われます。治療にかかる時間は1~2時間ほどで、手術自体は比較的短時間で終了します。手術後は数日間、腫れや痛みが残ることもありますが、1週間ほどで症状は落ち着きます。この段階では、インプラントが顎骨としっかり結合するために数か月の治癒期間が必要です。一般的に、治癒には3~6ヶ月ほどの時間がかかりますが、この期間中も普通に日常生活を送ることができます。
◎二次手術(アバットメントの装着)
インプラントが顎骨と十分に結合した後、次に行うのが二次手術です。二次手術では、インプラントと人工歯をつなぐアバットメントを装着します。この手術は比較的簡単で、1時間ほどで終了します。二次手術後は、再び数週間ほどの治癒期間を経て、最終的な人工歯を装着する準備が整います。
▼ 型取りと上部構造の装着
インプラントの埋入が完了した後、次に行うのは上部構造(人工歯)の製作と装着です。
◎型取りと仮歯の装着
インプラントが完全に顎骨と結合した後、型取りを行います。この段階で、患者様の口腔内に合わせた人工歯を作成しますが、その前に仮歯を装着することが一般的です。仮歯を使いながら、噛み合わせの確認や最終的なデザインの調整を行います。仮歯の装着には数週間かかることもありますが、患者様は通常の生活を送りながら、インプラントの適合を確認することができます。
◎最終的な人工歯の装着
仮歯の調整が完了した後、最終的な人工歯を装着します。この最終段階では、噛み合わせや見た目の微調整を行い、自然な歯と同じように機能するインプラントが完成します。型取りから最終装着までには、通常1~2ヶ月ほどの期間がかかります。
▼メンテナンスと定期チェックの重要性
インプラント治療が完了した後も、長期的にインプラントを健康な状態で維持するためには、定期的なメンテナンスと検診が重要です。
◎定期的なクリーニングとチェック
インプラント治療後は、少なくとも3~6ヶ月に一度、歯科医院で定期検診を受けることが推奨されます。定期検診では、インプラントの周囲を清潔に保つためのクリーニングや、噛み合わせの調整を行います。また、インプラントが正常に機能しているかどうかを確認するために、レントゲン検査も定期的に行います。これにより、インプラント周囲炎などのトラブルを未然に防ぐことができます。
◎メンテナンスを怠った場合のリスク
もしメンテナンスを怠ると、インプラント周囲に歯垢や歯石が溜まり、インプラント周囲炎が発生するリスクが高まります。これが進行すると、インプラントが脱落する可能性もあります。日常的なセルフケアと定期的なメンテナンスが、インプラントを長持ちさせるカギとなります。
▼まとめ
インプラント治療は、初診からメンテナンスまで複数のステップを踏んで進められ、完了までに約6ヶ月〜1年がかかるのが一般的です。各ステップは、患者様ごとに異なる状況や進行具合に応じて調整されますが、最も大切なのは治療後のメンテナンスです。正しいメンテナンスを行うことで、インプラントは長期間にわたり、快適な口腔環境を保ちます。
本記事をお読みいただきありがとうございます。インプラント治療に関してご不明な点や、ご相談がございましたら、昭和歯科・矯正歯科にお気軽にご連絡ください。