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インプラントのオールオン4を徹底解説

こんにちは!筑肥線「九大学研都市駅」から徒歩6分、福岡市西区の「インプラント」に強い歯医者さん、昭和歯科・矯正歯科です。

「オールオン4とは何か?」「従来のインプラントと何が違うのか?」と疑問をお持ちの方へ、本記事では「オールオン4」の基本知識からメリット・デメリット、手術の流れや費用について詳しく解説します。この記事を読めば、治療に対する不安を解消し、具体的なイメージが湧くはずです。特に全ての歯を失った方や歯の本数が極端に少ない方にとって、オールオン4は画期的な選択肢となります。

それでは、詳しく見ていきましょう!

 

1. オールオン4とは?その基本知識を解説


a. オールオン4の治療法の概要

オールオン4は、歯をすべて失った方やほぼ全ての歯がない方に対して、上下それぞれ4本のインプラントを埋め込み、それを基盤として歯列全体を支える治療法です。
この方法は、少ない本数のインプラントで広範囲の歯を支えるため、従来の方法より効率的かつ経済的です。多くの患者さんがその利便性と自然な仕上がりに満足しています。
また、短期間での機能回復が可能な点も注目されています。

 

b. オールオン4と従来のインプラントの違い

従来のインプラントでは、失った歯1本ごとにインプラントを埋め込む必要がありました。
一方、オールオン4では、4本のインプラントだけで全ての歯を支えるため、手術回数が少なく済み、治療期間が短縮されます。
また、骨移植の必要性が低いケースが多く、全身的な負担も軽減されます。このような違いにより、多忙な方や高齢者にも適した治療法と言えます。

 

c. なぜオールオン4を選ぶのか?

オールオン4は、治療後すぐに仮歯を装着できるため、短期間で機能を回復できることが大きな特徴です。
また、顎骨の状態が良ければ骨移植の必要がない場合が多く、身体への負担が軽減されます。さらに、自然な見た目と機能性の両立が可能なため、多くの患者さんに選ばれています。
特に、笑顔を取り戻したい患者にとって理想的な選択肢です。

 

2. オールオン4のメリットとデメリット


a. オールオン4の主なメリット

少ない本数で広範囲の歯列を支えられるため、治療費が抑えられます。
仮歯を即日装着可能なケースが多く、日常生活への影響が少ないです。
顎骨への刺激が自然歯に近く、骨の減少を抑える効果があります。
長期的に見てもメンテナンスが簡単で、快適な使用感が得られます。

 

b. 考えられるデメリット

顎骨の状態によっては治療が適用されない場合があります。
一度に広範囲の手術を行うため、術後の腫れや痛みが一時的に強いことがあります。
メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎のリスクが高まります。
術後のケア不足がトラブルの要因となる可能性があるため注意が必要です。

 

c. 失敗を避けるために知っておくべきこと

信頼できる歯科医を選ぶことが、成功の鍵です。
また、手術後の定期的なメンテナンスを続けることが、長期間インプラントを使用するために重要です。患者さん自身のケアも成功の一因となります。
さらに、治療計画を十分に理解しておくことが重要です。

 

3. オールオン4の手術にかかる費用


a. オールオン4の治療費の相場

オールオン4の治療費は、1顎あたり200万円〜400万円が一般的です。この費用には、インプラント本体、仮歯、最終補綴物の費用が含まれます。クリニックによっては追加費用が発生する場合があるため、事前に確認することが大切です。
また、費用には患者の口腔状態による変動も含まれることを理解する必要があります。

 

b. 高額の費用を抑える方法

クリニックによっては分割払いが可能な場合もあります。
また、医療費控除を活用することで、実質的な費用負担を軽減できます。一部のクリニックではキャンペーンや割引プランを提供していることもあります。
さらに、複数のクリニックで見積もりを比較することも有効です。

 

c. 費用に対する保険の適用について

オールオン4は基本的に自由診療であり、保険適用外です。
ただし、医療控除の対象になるため、確定申告で一部費用が還付される場合があります。費用の負担を軽減するためには、適切な計画を立てることが重要です。保険外治療であっても、一部の医療ローンが利用できる可能性があります。

 

4. オールオン4の治療の流れ


a. 初回カウンセリングでの確認事項

治療の適応性を確認するために、顎骨の状態を詳細に検査します。この際、患者の希望や不安をしっかり聞き取ることが重要です。具体的な症例を見ながら説明を受けることで、治療内容を深く理解できます。
さらに、治療後の生活への影響についても話し合うことが推奨されます。

 

b. 手術前の検査と準備

CTスキャンや血液検査を行い、顎骨の状態や全身の健康状態を確認します。これに基づき、治療計画を立案します。治療の流れについての詳細な説明を受けることで、不安を軽減することができます。適切な準備を行うことで、治療中のトラブルを防ぐことが可能です。

 

c. 手術当日の流れと要注意点

手術は局所麻酔または全身麻酔で行います。手術後は腫れや痛みが生じる可能性があるため、痛み止めの処方や冷却が推奨されます。適切な服装で来院し、術後のサポートが得られるように事前に準備することが大切です。
特に、術後の飲食や行動制限について理解しておくことが重要です。

 

まとめ


本記事では、「オールオン4」の基本からメリット・デメリット、手術の流れや術後のケアまでを詳しく解説しました。オールオン4は従来のインプラント治療に比べて効率的で、患者の生活の質を大幅に向上させる治療法です。
本記事をお読みいただきありがとうございます。
何かご不明な点や、お悩みがございましたら、昭和歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。

 

 

あいうえお
【監修者】
昭和歯科・矯正歯科
院長 木南 意澄 

【資格・所属学会】
日本顕微鏡歯科学会 認定医
日本臨床歯科学会 会員
日本舌側矯正歯科学会 会員
日本先進矯正歯科学会 会員
OJ(オッセオインテグレーションジャパン)正会員